NPO法人フレンドシップ
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フレンドシップ メッセージラリー
■7/28放送

ワタミ株式会社 社長室室長・中川直洋様

 

右 :パーソナリティ 東原亜希
左 :
ワタミ株式会社
    社長室室長・中川直洋

皆 藤: 今日はワタミ株式会社 社長室室長 中川直洋さんにお越しいただいております。よろしくお願いいたします。
東 原: よろしくおねがいします。
中 川: よろしくお願いします。
皆 藤: まず現在どのような活動をされているんでしょうか。
中 川: ワタミという会社はですね、グループスローガンというのは、「地球上で一番沢山のありがとうを集めるグループになろう」という理念ありきの会社なんですよ。なので、事業活動なのか、社会活動なのか分からないくらい混在してますよね。元々はワタミって外食の「居食屋和民」というのが皆さん知っていただいてるじゃないかなと思うんですが。
皆 藤: お世話になってます。
中 川: ありがとうございます。他に例えば、最近は介護・農業・環境・医療・教育。それぞれの事業も展開してるんですね。
皆 藤:

そんなワタミ株式会社なんですけれども、今とくに社会貢献活動で力を入れているジャンルは何かありますか。

中 川: 社会貢献の中で地球上で一番って書いてあるでしょう。結構やっかいですよ。小さな会社ですからね。そう考えた時に、一番感謝される。たとえば、食料危機とかありますが、教育を受けないぐらい可哀想な国もないなと、という中にカンボジアがありまして、うちのある社員がね、ここに寄付をしたいというところからスタートしまして、今、今年で73校。学校を作ってます。
皆 藤: 70校以上、すでに。
中 川: そうです。日本で一番、寄付としては大きいですね。
皆 藤: またこのカンボジアに学校を立てるにも、ワタミさんらしい何か工夫があるってお聞きしたんですけど。
中 川: そうですね、やっぱり僕ら1円でも多く、たとえば、お店の寄付箱なんか置かせていただいてるんですけど、あるお客様が100円入れていただいたと、この100円がもちろん、カンボジアの学校建設に100円行く。これは当たり前ですよね。でも日本のNPOは案外いい加減なところがあって、間接費とかどんどんとられちゃうんですね。
皆 藤: じゃあもし僕が1000円寄付したら、1000円がそのまま寄付として
中 川: いくんじゃなくて、例えば500円くらいですよ。たとえば、人件費だったり。それでもう自分達でNPOを立ち上げたんです。それがスクールエイドジャパンという団体を作ったわけですけどもね。
皆 藤: そうすると、そこのスクールエイドジャパンに寄付すると、我々が寄付したお金が全て寄付として。
中 川: そうです。1000円が1000円以上の価値として、僕らはカンボジアの子供達のために使いたいなと思っているんですね。ですから、ワタミというのはうちの社長の渡邊美樹というのが、非常に経営感覚が、僕らが言うのもおかしいんですけども、すごい人なんですよ。で、渡邊がそのNPOの理事長で経営をやってるわけですから、たとえば学校作ります、経費かかりますよね。これを含めて、やはりその金額になるわけですけども、僕らはこれもまたユニークなんですけども、建設業者にコンペをするわけです。もちろん三社、四社のなかで一番安いところっていうのはありますよ。だけど、いいセメントを使ってるかとか、そういう確認までしに行きますから。僕らがします。それで業者を選んで、その1000円が1200円になるかもしれない。それぐらいの価値を提供してるかもしれないですね。
皆 藤: ありがたく寄付していただいたお金を、最大限有効な形にしていこうっていう気持ちの現れなんですかね。
中 川: それがNPOをやる側の責任ですよ。
皆 藤: はい、今回のメッセージラリーのコーナーは、ワタミ株式会社 社長室室長 中川直洋さんをお迎えいたしました。ありがとうございまいした。
東 原: ありがとうございました。
中 川: どうもありがとうございました。
 

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