NPO法人フレンドシップ
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フレンドシップ メッセージラリー
■6/30放送

株式会社沖ワークウェル・西田朋己様 取締役事業部長・津田貴様

 

右 :パーソナリティ 東原亜希
中央:
株式会社沖ワークウェル
   西田朋己様

左 :
株式会社沖ワークウェル
   取締役事業部長・
津田貴様

皆 藤: 今日は株式会社沖ワークウェルで働いていらっしゃる視覚障害者の西田朋己さんと株式会社沖ワークウェルの取締役事業部長、津田貴さんにお越しいただいております。よろしくお願いいたします。
東 原: よろしくおねがいします。
西 田: よろしくお願いいたします。
津 田: よろしくお願いいたします。
皆 藤: まず現在どのような活動をされているでしょうか。
津 田: 沖ワークウェルという会社は2004年の4月にできた会社なんですが、主に重度の障害者の方、手と足が悪くて、車椅子を乗ってて、通勤が困難な人に家で在宅勤務をしてもらうと。在宅勤務っていうのは家で、パソコンとネットワークを使って、ソフトの開発をしてもらってるんですが、そういうことを特徴にしている会社です。ですから、日本で障害者の在宅勤務を中心とする初めての特例子会社。
皆 藤: 今日お越しいただいてる西田さんは実際に視覚障害をお持ちで働いてらっしゃるということなんですが。どうですか。障害お持ちの方がこういうシステム、こういう会社があるっていうのはすごくいいことだと思うんですが。
西 田: はい、とっても働きやすい職場です。やはり障害のことを周囲に分かってもらえるというのは、大変ありがたいことです。
皆 藤:

色んなシステムに障害者の方が働きやすいような工夫がされてる、ということですか。

西 田: はい、そういうことです。例えば、私の場合は、パソコンの画面を読み上げるソフトを入れまして、それで実際メールとか、ホームページを読んで仕事をしております。
津 田: 、私達の会社で特徴的なのは、普通特例子会社っていうのは、障害者の方が働きに来る。だから車椅子の方なんかが、働きやすいエレベーターがきちんとあるとか。段差がないとか。というのが一般的なんですが、通うのも大変な重度の障害の方、結構いっぱいいらっしゃるんですね。重度なんだけど、コンピューターの知識は十分あるという人は、家で仕事やってもらえばいいじゃないかというのが特徴で、うちの25人、車椅子の障害者がいるんですが、25人は家で仕事をしてるもんですから。事務所はいたって普通というか。
皆 藤: そうですよね。在宅っていうのが、大きな柱なんですもんね。実際にこう我々がお手伝いというか、何か協力できることって今、あるんですかね。
西 田: 視覚障害者がパソコンを学べる場、それから教えてくれる人材というのが、まだまだ少ない状況です。で、私のように、音声でパソコンを使える人というのはまだまだ少なくて、使いたい人がいっぱいいるわけです。ただ、教えてくれる場所や、教えてくれる人がいない。だからパソコンに腕の覚えがある方は是非視覚障害者がパソコンを学ぶためのお力を貸していただければ、と考えてます。それから、これは私の仕事になるですけども、私共の会社では、先程話しの出ました在宅の者が、ホームページを作って、それを視覚障害者がちゃんと音声で聞けるか、それを私がチェックしてるわけです。それが私の仕事なわけですけど、社会一般に見て、視覚障害者がそうやってホームページを音声で読み上げて聞いてるということが知られてないんですね。私達視覚障害者にとっては、普通の本を読むことができないんですよ。だからホームページからの情報は非常に重要な情報源なんですね。だから、是非いたるところで配慮の行き届いたホームページができればと思っております。
皆 藤: では、最後にラジオを聞いているリスナーの皆さんに一言メッセージをいただけますか。
西 田: それでは、私の愛機のパソコンから、一言申し上げます。
皆 藤: お、パソコンがしゃべるんですね。
P C: 視覚障害者の方々でまだパソコンをお使いでない方は是非、積極的にチャレンジしてみてください。
西 田: よろしくお願いします。
皆 藤: はい、今回のメッセージラリーのコーナーは、株式会社沖ワークウェルの西田朋己さんと取締役事業部長の津田貴さんをお迎えいたしました。ありがとうございまいした。
東 原: ありがとうございました。
西 田: ありがとうございました。
津 田: ありがとうございました。
 

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