フレンドシップ　メッセージラリー

■6/9放送

株式会社リコー社会貢献室係長・伏見聡子様

		右：パーソナリティ　皆藤慎太郎左：株式会社リコー　　社会貢献室係長・伏見聡子様
皆　藤：	今日は株式会社リコー社会貢献室係長伏見聡子さんにお越しいただいております。よろしくお願いいたします。
東　原：	よろしくおねがいします。
伏　見：	よろしくお願いします。
皆　藤：	複写機ですとか、プリンタとか、カメラを扱われているリコーさんが今回、社会貢献活動の話で。
東　原：	意外ですよね。
皆　藤：	上手く繋がらなかったんですけど、実際どんな活動をされているんですか。
伏　見：	はい、私達の会社リコーでは、企業も市民の一員であって、会社の持つ知識、能力、人材、それから資金などを、皆様に提供して、社会的問題を解決すること。幸せな社会を実現するお手伝いをすることが、企業の社会貢献の在り方だと、考えています。
皆　藤：	じゃあ積極的に社会のために何か行動を起していこうと。具体的には。
伏　見：	具体的には4つのプログラムがあります。ひとつは森林保護活動です。リコーは10個の環境NPO団体と、パートナーシップを組んで、プロジェクトを展開しています。具体的には長野県のアファンの森の復元ですとか、沖縄のヤンバルの森の保全、こういったものが有名なところかなと思います。リコーと一緒に団体さんが継続的に復元活動ですとか、保全活動をしていきましょう。というようなことを、取り組んでいます。それからですね、次にリコーキッズワークショップというものがあります。子供達の理科離れが問題になっておりますけれども、このワークショップでは、コピー機の原理を解りやすく説明して、分解して、遊びながらですね、静電気のこととか、光りのことを学んでいきます。リコーの設計者がボランティアで、子供達に指導をしています。
皆　藤：	あとはどんな活動を。
伏　見：	はい、もうひとつは市村自然塾というものがありまして、これについては少し詳しく説明させてください。
皆　藤：	お願いします。
伏　見：	リコーの創業の精神に「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す」三愛精神というものがあります。この自然塾は、創業の精神のもと、創業者である市村清の生誕100周年を記念して、2002年に設立されました。場所は神奈川県の松田と、佐賀県の鳥栖の2箇所です。小学4年生からですね、中学2年生までの子供達今年は男女約60名なんですけれども、この子供達が毎年3月から12月までの9ヶ月間、週末を利用して、泊まり込みで農作物を作っています。
皆　藤：	なんか林間学校みたいなね。
伏　見：	そうですね。そのままのイメージで間違いないですね。で、作るものはじゃがいもですとか、にんじん、大根、こういった野菜を85種類も作っております。
東　原：	そんなに作っているんですか。
皆　藤：	スーパーマーケット開けるくらいの種類ですよ、これ。八百屋さんですよ、ちょっとした。
伏　見：	食事はもちろん、自分達で作った野菜を使って、自分達で作っています。あとね、そば打ちとか、味噌作りなんかもやるんですけれども。
東　原：	面白そう。
皆　藤：	貴重な体験ですね。
伏　見：	また塾では、年齢の違う子供が7人でグループを組んで、共同で作業し、寝泊まりを共にしています。で、これがですね、こうした場を提供することで、豊かな心を持つ人に成長してほしいと、リコーでは願っています。最後にもうひとつ4つ目なんですけど、リコーの社員による社会貢献クラブというものを紹介します。これはですね、有志の社員が毎月の給与と、賞与を積み立てて、集まった資金をNPOですとか、ボランティア団体に寄付する仕組みです。これはですね、寄付先は社員から広く募集していて、選考は代表によって公正する運営委員会が行っております。そして、社員の気持ちを応援するマッチングギフトという制度がありまして、支援金を差し上げる時には、リコーからも同額上乗せして、支援するといった仕組みになっています。
皆　藤：	では、伏見さん、最後にラジオを聞いているリスナーの皆さんに一言メッセージをいただけますか。
伏　見：	今回紹介したような、制度やプログラムは会社だけじゃなくて、地域でも、学校でも、色々な活動がありますよね。で、何かやってるな～と、遠くから見ているのではなくて、社会をよりよくする一員として、気軽に積極的に色んな方に参加してほしいなと思っています。
皆　藤：	はい、今回のメッセージラリーのコーナーは、株式会社リコー社会貢献室係長の伏見聡子さんをお迎えいたしました。ありがとうございまいした。
伏　見：	ありがとうございました。
東　原：	ありがとうございました。