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右:パーソナリティ 東原亜希
左:社団法人 日本フィランソロピー協会
理事長 ・高橋陽子様
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皆 藤: |
今日は社団法人 日本フィランソロピー協会 理事長 高橋陽子さんにお越しいただいております。よろしくお願いいたします。
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東 原: |
よろしくおねがいします。 |
高 橋: |
よろしくお願いいたします。 |
皆 藤: |
まず現在、どのような活動をされているんでしょうか。 |
高 橋: |
フィランソロピーっていうのは、もともと人間愛っていう意味なんですけれど、社会貢献って訳されてます。ですから、企業の社会貢献活動の啓発。それから、そのプログラム開発や、相談業務というか、コンサルテーションなどをしています。 |
皆 藤: |
目が見えない方に対して、色々な活動をされていると聞いておりますが。 |
高 橋: |
音訳サービスと言っているんですけど。目の見えない方30万人から35万人くらいいらっしゃるんですが、その中で点字の読める方は一割弱なんですね。
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皆 藤: |
そうなんですか。 |
高 橋: |
皆読めるというふうに勘違いされてらっしゃるんですけど。 |
皆 藤: |
僕もそう思っていました。 |
高 橋: |
えぇ。生まれつき全盲で、盲学校で習った方だけなんですね。最近はそういう方よりも、むしろ病気や事故で途中で見えなくなった方がいらっしゃるので、そういう方は点字は読めませんから、皆さん、ボランティアの方とか、家族やお友達に読んでもらうしかないんですね。ですから、私達はパソコンにマイクを付けて、音声ファイルで、送っていただいて、それを配信するという形で、「声の花束」って言ってますけれども。そういう音訳サービスをボランティアさんのお力を借りて、やっています。 |
皆 藤: |
こう実際に我々がお手伝い、あるいは協力できることって何かありますかね。 |
高 橋: |
山ほどありますよ。まずバスや電車の中では、お年寄りの方がいらして、寝たフリしている若者がいるじゃないですか。あれはよくないですね。まずそれを譲ることから。それもボランティア以前ですけれど、ボランティアと思ってやっていただければいいし。よく街角で、献血してください。血が足りませんっておっしゃってるじゃないですか。献血っていうのも、気軽にできるボランティアだと思います。最近はこう色んなゲームがあったり、サービスがありますでしょ。ですから、デート代わりに、安上がりなデートになるので。飲み物もあるし、おかしもあるでしょ。ですから、ちょっと変わったデートで、行っていただけるといいなって思います。 |
皆 藤: |
では、最後にラジオを聞いているリスナーの皆様に一言メッセージいただけますか。 |
高 橋: |
ちょっと頼まれたら、あるいはちょっと助けてみようかな。手助けしてって言われた時に、何かやってみると、案外やってあげたつもりがいっぱい元気をもらうっていうことになりますので、一声かけてあげるっていうことから始めていただければと思います。 |
皆 藤: |
今晩のメッセージラリーのコーナーは社団法人 日本フィランソロピー協会の理事長 高橋陽子さんをお迎えしました。高橋さん、どうもありがとうございました。 |
高 橋: |
ありがとうございました。 |
東 原: |
ありがとうございました。 |
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