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左:パーソナリティ 皆藤慎太郎
右:アクロメガリー広報センター主催 ノバルティス ファーマ株式会社
中野正剛様
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皆 藤: |
今日はアクロメガリー広報センターを主催していますノバルティス ファーマ株式会社中野正剛さんにお越しいただいております。よろしくお願いいたします。 |
東 原: |
よろしくおねがいします。 |
中 野: |
よろしくお願いいたします。 |
皆 藤: |
まず、中野さん、現在どのような活動をされてるんでしょうか。 |
中 野: |
アクロメガリーという病気の早期発見。早期治療の為の啓発活動を行っています。 |
皆 藤: |
このアクロメガリーっていう単語、初めて聞きます。 |
中 野: |
そうですね。やはりそのアクロメガリー自体が、稀な疾患ですので、なかなか一般の方々はわかりにくいというか、理解することが難しい疾患です。 |
東 原: |
わかりやすい症状としてはどういう。 |
中 野: |
えーとですね、このアクロメガリーという病気は先端巨大症と呼ばれまして、やはりあの下顎がつきでて、受け口になったり、或いは手足が大きくなったり、唇が厚くなったり、そういった症状がでてまいります。 |
皆 藤: |
自覚症状みたいなものってあるんですか。 |
中 野: |
この病気自体がですね、成長ホルモンの過剰分泌に伴って発生いたしますので、なかなかですね、症状がすぐにでてこないんですね。ゆっくりと病気自体が進行しますので、実際本人もですね、或いは身近にいる家族の方も気付かないと申しますか、発見することが難しい病気と言われています。 |
皆 藤: |
じゃあ本人が気が付かないまま、長い間、放っておくとどうなっちゃうんですかね。 |
中 野: |
長期間にホルモンが過剰に分泌されますと、高血圧症や、或いは高脂血症、糖尿病といった合併症を起すことがあります。更にですね、この合併症が引き金となりまして、心筋梗塞や、あるいは脳硬塞といったことも、引き金として起きることがあります。 |
皆 藤: |
生死にかかわるような病気にまで発展しちゃうんですね。もしおかしいなと思ったら、どこに行けばいいんですか。 |
中 野: |
そうですね、まずはやはり内科の方に行きまして、成長ホルモンやIGF1と呼ばれますホルモンをですね、血液検査によって測定すれば、ある程度、この疾患について判断できますので、まず内科に行って、血液検査を受けていただくということだと思います。 |
皆 藤: |
このアクロメガリーと診断されました。そうすると、治療自体はどんなものが施されるんですか。 |
中 野: |
治療の第一次選択としましては、やはり下垂体にですね、ある腫瘍ができて、成長ホルモンが分泌されますので、それを手術で取り除くということになります。で、手術によって、腫瘍が取り除けない場合は、お薬の投与や、あるいは放射線の治療を行います。 |
東 原: |
早期発見、早期治療ですよね。 |
中 野: |
そうですね。このアクロメガリーは早くみつけて、早く治療を行えば、治る病気ですので、まさに早期診断、早期治療というのが、非常に重要になります。 |
皆 藤: |
今、日本国内で、かなりの患者さんいらっしゃるんですか。 |
中 野: |
正確な、我々は専門用語で疫学データと呼んでますが、一般的に大体年間で400人ぐらい発症すると言われておりまして、現在ですね、罹患している患者さんはトータルで、6千人から7千人というふうに言われています。 |
皆 藤: |
じゃあまだその、気付いてない潜在的な予備軍のような患者さんもいらっしゃるってことですもんね。 |
中 野: |
そうでございますね。さきほど申しましたように、なかなか本人も気付かない。あるいはアクロメガリー自体が稀な疾患ですので、なかなかその病院に行ってもですね、アクロメガリーというふうに診断されないケースがあるということだと思います。 |
皆 藤: |
なるほど。では最後にラジオを聞いているリスナーの皆さんに一言メッセージいただけますか。 |
中 野: |
はい、是非ですね、アクロメガリーによく見られる症状に沢山あてはまる場合は内科、あるいは脳神経科の診察を受けてください。また、アクロメガリーにご興味のある方は検索サイトにアクロメガリー広報センターと入力していただけますと、非常に多くの情報が満載ですので、ホームページの方、是非ご覧いただきたく思います。 |
皆 藤: |
はい、今回のメッセージラリーのコーナーはアクロメガリー広報センターを主催していますノバルティス ファーマ株式会社の中野正剛さんにお越しいただきました。どうもありがとうございました。 |
東 原: |
ありがとうございました。 |
中 野: |
ありがとうございました。 |
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