NPO法人フレンドシップ
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フレンドシップ メッセージラリー
■2/24放送 全国心臓病の子供を守る会 事務局長・福岡靖人様
 

左から
・全国心臓病の子供を守る会 事務局長・
  福岡靖人様
・パーソナリティ 皆藤慎太郎

皆 藤: 今日は全国心臓病の子供を守る会、事務局長福岡靖人さんにお越しいただいております。福岡さん、よろしくお願いします。
福 岡: よろしくお願いします。
皆 藤: まず現在、福岡さんはどんな活動をされているんでしょうか。
福 岡: 私の息子が先天性の心臓病、すなわちファロー四徴症という種類の病気ですが、そういうことから、全国心臓病の子供を守る会に33年前から入っておりました。定年退職になってから、事務局長をお引き受けして、現在は臓器移植法を諸外国法並みに改正していただきたいということで、国会議員に面会を申し込んで、面会して下さった議員に、法改正の必要性をお話して、理解を得る活動をしております。
皆 藤: 実際、手ごたえの方はいかがですか。
福 岡: この法律改正ということは、党議拘束を殆どの党がおかけになりませんから、お一人お一人のお考えで、決まることなので、770人用の議員全員の方に聞いていただこうという活動をしております。まだ脳死の問題に対して、疑問をお持ちの先生とか、臓器移植のことがよくわからない為に、必ずしも賛同していただける先生ばかりではないという現実がございます。
皆 藤: 臓器移植法って日本に比べて海外はもっと色んな幅を持たせた法律になってるんですか。日本はちょっと厳しいというか、規制が沢山あるっていうことなんですかね。
福 岡: 脳死になった人から、臓器の提供をいただくのに、家族の同意で大体、諸外国は決まるんですけど、日本の場合には、書面によって自分が臓器提供するという、書面が揃わないとできません。その書面というのは、遺言できる年齢ということで、15歳以上の人しか有効ではないわけです。したがって、子供の場合には日本では全く移植を受けられないということから、募金を訴えて、億に近いお金を集めて、しかも心臓病で取次いで下さる先生の協力があって、今はアメリカくらいしか受けいれてく れませんけど、そういうことで日本の中でできないという問題なんです。
皆 藤: それでよく手術の為に海外に渡られるお子さんの映像を我々が見たりするんですね。
東 原: そうですね、ニュースでね。
福 岡: あの、私共の会の毎月だしております会報のちょうど500号という記念号ができましたので、これを持ってまいりました。この中には、そういう心臓移植を含めた心臓病の治療の歴史と、会がどういうふうに活動してきたか歴史が凝縮されております。
東 原: この表紙にすごいカワイイ子供の笑顔が沢山載ってるんですけどね。本当助けてあげたいと思いますね。
皆 藤: この笑顔がずっと続くような世の中になるといいですよね。では、福岡さん、最後にリスナーの皆さんに一言メッセージをお願いできますか。
福 岡: はい、小さな子供達の健康、命の問題について、是非みなさんで考えていただきたいと思います。
皆 藤: はい、今回のメッセージラリーのコーナーは、全国心臓病の子供を守る会、事務局長、福岡靖人さんにお越し頂きました。どうもありがとうございました。
東 原: ありがとうございました。
福 岡: ありがとうございました。
   

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