NPO法人フレンドシップ
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フレンドシップ メッセージラリー
■10/21放送 チェアウオーカー情報マガジン「WaWaWa」編集長・阿部恒世様
  左:パーソナリティ 原史奈
右:チェアウオーカー情報マガジン
「WaWaWa」編集長・阿部恒世様
皆 藤: 今日はWaWaWa編集部の編集長 阿部恒世さんにお越しいただいております。よろしくお願いします。
原  : よろしくお願いします。
阿 部: よろしくお願いします。
皆 藤: 阿部さん、現在、「車イスパーキングに停めません。」というキャンペーンをされているそうなんですが。
阿 部: 今、公共の施設ですとか高速道路のパーキングなんかに、車イスの駐車場が交通バリアフリー法の中から設けられているんですが、残念ながら一番便利なところにありますので、一般の方が停めてしまうことが多々あるんですね。その場合われわれから「停めちゃいけないよ。」とか、「停めるんじゃないよ。」とか言うのではなくて、皆さん自ら「止めない。」と宣言していただこうと。また車イスだけでなくて、内蔵疾患の方ですとか、妊婦の方ですとか、高齢者の方もいるんで、われわれだけのスペースではなくて、色々な人が、こう調整できればいいなと思います。ただそこに車イスが来ると、そこしか使えませんので、「車イスが来たんだから早くどかしてあげよう。」と、優しさですとか、思いやりですとか、何かが持てればいいかな、というようなことでステッカーを配っています。前回、原さんにウチの雑誌に出ていただきまして、原さんが「停めません。」とおっしゃってから、すごく止めない方がでてきまして・・・。
原  : よかったです。それは。
皆 藤: WaWaWaの編集部で取材を受けて、どうでした?
原  : そうですね。私も今までパーキングの便利なところに、「ここに車イスの方が停めるパーキングあるなぁ。」と思ってはいたんですが、私の中で「停めよう」という意識は全然なかったんですけど。「それが便利だから、停めちゃってる人がいるな。」とか、そういう人がいるのは分っていたんですけど、やっぱり今、そういうお話を聞くと、確かにそうだなと思う部分はすごくあります。停めたい人が停められないって、すごくよくない状態ですし、一人ひとりが心掛けていったら、ちゃんと停められるんじゃないかなって思うので、自分自身で心がけていきたいなと思いますし、そういう人がいたら、「そこはちょっと・・」って言いたいなと思いますよね。
皆 藤: そういうスペースがあるっていうことは、その場所を必要としている人が確実にいるってことですからね。
阿 部: そうなんですね。われわれは、車イスがみなさんの靴代わりなんですが、目の悪い方が眼鏡をかけられることと同じで、車イスに乗っている人間が表にでるということは、結構大変なこともあるんです。まだ日本は交通事情がなかなか難しくて、車での移動が多いんですね。そういう時、やっぱり楽しいことをしたいとみんな思うんですよ。そういった時に、そこが必ず使える、必ず空いている、というのが常識の中で分っていれば、一人でも二人でも、高齢者の方ですとか、車イスを使っている子たちが、表に出ると思うんですね。そういったことで、人と人とが話し合っていけば、障害とか、健常とかのバリアはなくなっていくんじゃないかなと、思ってやっているんですけど。
皆 藤: では、阿部さん。ラジオを聞いているリスナーのみなさんに、一言いただけますか。
阿 部: はい、これは誰でもできるボランティアですので、何か人を思いやる、人に優しい心を持っていただければ、福祉というのはもっともっと簡単にできると思います。ぜひよろしくお願いいたします。
皆 藤: WaWaWa編集部の編集長 阿部恒世さんをお迎えいたしました。阿部さん、どう
もありがとうございました。
原  : ありがとうございました。
阿 部: ありがとうございました。
   

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